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日別アーカイブ: 2024年7月30日

【今帰仁城跡でタイムスリップ!】琉球王国の息吹を感じられる感動体験 沖縄レンタカー 人気

「今帰仁城跡では、何が見られるの?」

「今帰仁城跡の魅力が知りたい!」

「今帰仁城跡を訪れる訪れる旅行プランを知りたい!」

とお考えではないでしょうか。

沖縄の城は、本土ではなかなかみられない創りで魅力的ですよね。

そこでこの記事では、「今帰仁城跡」についてご紹介します。今帰仁城跡は、長い城壁と琉球王国の長い歴史が魅力のお城。海岸沿いの高台に建ち、海と石垣、芝生の美しいコントラストの絶景が楽しめます。

読めばきっと訪れたくなりますよ。

ぜひ最後までお読みください。

深い歴史と高い築城技術、果てしない絶景が今帰仁城跡最大の魅力

今帰仁城跡は沖縄本島北部、国頭郡今帰仁村にある城跡。琉球石灰岩を用いて築かれた城壁は、ところどころに、曲線を描いているのが特徴です。敵の攻撃を防ぐ効果だけでなく、独特の美しさを醸し出しています。

琉球王国の歴史と文化を理解できる重要な場所として、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が、世界遺産に登録されました。

今帰仁城は14世紀頃、沖縄北部を北山、中部を中山、南部を南山がそれぞれ支配した「三山鼎立の時代」に、北山王の居城として栄えた城。

中山の尚巴志によって滅ぼされた後は、北部地域を監視する、重要な役割を担ってきました。

1609年に薩摩軍による琉球侵攻により、城は炎上、廃城してしまいますが、拝所として県内から多くの参拝者が訪れています。

今帰仁城跡の魅力は、約1.5kmにも及ぶ曲線を描いた美しい城跡と、東シナ海を一望できる絶景。

標高100m、約4haの敷地に、沖縄を感じる石積みの城壁がどっしりと構える姿は、芝生の緑と海の青によく映え、その美しさは圧巻です。

特に御内原からは、美しい海の景色と青い空が最高。歴史を感じ、絶景を楽しめる場所です。

今帰仁城跡で特に見たい絶景スポット3選

今帰仁城跡には、絶景や歴史を感じるスポットが多数。その中で特に訪れてほしい見どころを、3つご紹介していきます。

プランを練る際は、主要な場所のみで約2時間、城跡全体の見学で約3時間程度、時間をとっておくのがおすすめ。今帰仁城跡はとても広いので、その方がゆっくりと散策を楽しめます。

タイミングが合えば、無料ガイドをお願いし、ここでしか聞けない話を聞きながら、巡るのもよいでしょう。

約1.5kmにも及ぶ美しい城壁をもつ外郭

今帰仁城は、難攻不落といわれた堅牢な城。なだらかな傾斜の地形を巧みに利用し、石垣が屏風状に連なった構造で、約1.5kmにわたって続く城壁は圧巻です。

国交があった中国の技術が取り入れられたと考えられ、侵入されないよう計算された技術の高さに圧倒されます。

今帰仁城跡の石垣は、敷地内から採れた「古生代石灰岩」といわれる、太古の石が使われているのが特徴。

沖縄で最も古い地層群であるこの地域でしか、採掘できない珍しいもので、石によっては、アンモナイトの化石が入っているものもあります。

とても硬くて加工が難しいため、自然の石を不揃いの状態で複雑に積み上げる「野面積み」が採用されており、歴史を感じられるのも魅力。

強さと美しさを兼ね備えた城壁に、心を奪われます。

守備の要として重要な役割を果たした平郎門

今帰仁城の正門で、今帰仁城跡必見の場所。天井に大きな一枚岩が乗っており、堅牢な門です。昭和37年(1962年)に修復されました。

平郎門の特徴は、左右に「狭間(はざま)」と呼ばれる小窓があり、中から外を確認できること。ここを通らない限り中に入れないため、敵の侵入を防ぐのに、重要な役割を担っていました。

その名称は『琉球国由来記』に、「北山王者、本門、平郎門ヲ守護ス」として、登場する程歴史ある門。また美しい景観が広がるため、絶好の写真スポットでもあります。

御嶽があり最も神聖な御内原(ウーチバル)

「御内原」(ウーチバル)は、正殿裏側にある一帯。一番高い場所にあり、眼下にエメラルドグリーンの海が広がる絶景スポットです。

晴れた日にはやんばるの山々や、伊平屋島、伊是名島、鹿児島県の与論島までも見渡せます。

御内原には、「テンチジアマチジ御嶽」があり、城内で最も神聖とされる場所。かつては今帰仁城に仕える女官が生活する「女官部屋」があり、王家を除いて男性禁制だったといわれています。

御内原の魅力は、城内で一番といわれる北端からの眺望。馬の訓練場所である「大隈」一帯の石垣、今帰仁村全域、海に浮かぶ島々景色が、目の前に広がり絶景です。

顔に当たる風が気持ちよく、長い歴史の流れに感動します。どこまでも続く城壁とエメラルドグリーンの海は、一度見たら忘れられない景色です。

今帰仁城跡へのアクセスと周辺情報

今帰仁城跡へのアクセスは、レンタカーが便利。那覇空港から約2時間45分、沖縄美ら海水族館から約40分の距離にあり、北部の美しい景色をドライブしながら、アクセスできます。

また周辺には、古宇利島や沖縄美ら海水族館、備瀬のフクギ並木などがあるので、合わせて訪れると、効率がよくおすすめです。

その際今帰仁城跡内には、カフェやレストランがないため、訪れる前後に済ませておくとよいでしょう。

  • 古宇利島:沖縄本島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋からの景色が絶景です。古宇利島には、カフェやレストラン、美しいビーチがあり、ゆっくり島時間を楽しむのがおすすめです。

古宇利島HP

  • 沖縄美ら海水族館:世界最大級の水槽を持つ水族館。ジンベエザメやマンタなど、沖縄の海の生き物を間近で観察できます。

美ら海水族館HP

  • 備瀬のフクギ並木:約2キロメートルにわたって続くフクギ並木が絶景。自転車でアクティブに周ったり、散策やカフェなどゆったりとした時間を過ごしたりと、思い思いに過ごせます。

備瀬のフクギ並木HP

今帰仁城跡で昔の沖縄にタイムスリップしよう

今帰仁城跡は、石垣で造られた約1.5kmにもなる城壁が美しい場所。高台から望む海、海に浮かぶ島々、城内いっぱいに広がる青々とした芝生が、それぞれの魅力を引き出し絶景です。

また琉球王国時代前に建てられた城には、時代ごとにそれぞれ歴史を持ち、現代までその文化や教訓などを伝えています。

今帰仁城跡は、どこか懐かしくゆったりと散策や歴史を楽しめる場所。無料・有料ガイドもありますので、ぜひ利用して、今帰仁城跡の魅力を味わってみてくださいね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

◆今帰仁城跡◆

今帰仁城跡HP

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地

アクセス:那覇空港から車で約2時間45分

営業時間:9:00~18:00(最終入園は17:30)

入園料:大人(18歳以上)800円、小人(中学生以下)400円

駐車場:あり(無料)

無料ガイド=

  • 手配方法:チケットを購入する際に、「ガイド希望」をお伝えください。空きがあれば、60分間ガイドしていただけます。
  • 時間:8:30~17:00(最終受付16:00) 60分間

※希望者が多い場合順番待ちとなります。

※有料で希望の時間に予約が可能。予約ガイド料金は5名までは1人600円、6~20名までは1人に200円加算となります。