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日別アーカイブ: 2024年7月23日

首里城見学、今すぐ可能?最新情報と見どころを徹底解説 沖縄レンタカー 人気

「首里城って今見学できるの?」

「今の首里城のおすすめの周り方を知りたい!」

「首里城と合わせて訪れられる場所はどこだろう」

とお考えではないでしょうか。

2019年に火災が起きましたが、今どのようになっているのか、見学できるのかどうか気になりますよね。

そこでこの記事では、現在の首里城の様子をご案内します。

現在首里城では、復興作業の一部を公開。復興していく様子を間近に見学することで、今までと違う首里城の歴史を感じられます。

ぜひ最後までお読みください。

◆首里城基本情報◆

【住所】

沖縄県那覇市首里金城町1-2

  • 【アクセス】
  • 那覇空港から約20分
  • 沖縄自動車道 首里ICから約5分
  • ゆいレール 首里駅から徒歩約15分
  • 那覇バスターミナルから首里城行きのバスに乗車

【入場料金】

  • 大人(18歳以上) :400円
  • 中人(高校生)  :300円
  • 商人(小・中学生):160円
  • 6歳未満      :無料

【開館時間】

8:00~19:30(4月~6月/10月~11月)

季節により異なります。詳しくはHPをご確認ください。

【駐車場】

あり

今だけ!「見せる復興エリア」で感じる首里城

2019年の火災により、正殿や南殿、北殿など9つの施設が焼失してしまった首里城。2026年の完成を目指して、復興作業が進められていますが、「令和の復興」では、その様子の見学が可能です。

その当時の技術を忠実に再現する、職人の技術は圧巻。復興作業の様子を見学していると、当時の技術の高さに驚くとともに、1日も早い再興を願わずにはいられません。

「見せる復興」の主な見どころは3つ。有料ですが、一見の価値ありです。

①大龍柱補修展示場

首里城の火災でも倒れなかった一対の大龍柱。正殿の前に立っていたため、少し赤黒く変色してしまいましたが、火災に耐えた力強さを感じます。

2022年度に補修作業が行われ、現在泰神門前に設置された展示室で、拝観可能です。また室内のモニターでは、作業の様子も学べます。

②首里城復興展示室

首里城正殿の屋根にあった獅子瓦や、泰神門の瓦など、火災の残存物が展示されています。「木材」、「瓦」、「石材」、「漆」ごとに、パネルや実物の素材が紹介されており、首里城や復元までの過程を、詳しく学べます。

③復興見学エリア

建築中の正殿を雨風や埃から守る「素屋根」、木材の保管や加工する「木材倉庫・加工場」、実物大の図面を描く「原寸場」を見学可能。解説パネルや火災の残存物、復元に使用した木材などの展示コーナーがあり、見て、触って、学べるエリアです。

原寸場前の見学エリアでは、復元を支える職人たちの伝統の技も見られ、時間がたつのも忘れ、見入ってしまいます。見学エリアは内郭城壁よりも高く、首里や那覇の美しい風景を、一望できるのも魅力です。

深い正殿の魅力と、「今」しか見られない風景を楽しめます。

見せる復興を体感!首里城60分ぐるっとツアー

せっかく訪れたのなら、解説員の話を聞きながら、首里城を一周できる、ツアーへの参加がおすすめ。首里城は込められた願いや意味を持つ建物が多く、ツアーに参加することで、琉球王国の歴史や文化の理解を深められます。

ツアーは1日3回開催され、いずれもシンボルの首里城や瑞泉門、復興エリアなどを、興味深い話を聞きながら一周。琉球王国の深い歴史や、復興が進む様子を間近に体感でき、より心に残るので、思い出に残る旅になります。

費用は1,000円で、要予約。興味がある方は、事前に確認してみてくださいね。

首里城60分ぐるっとツアー 首里城公園HP

●料金

中学生以上の参加者1名につき1,000円(税込)

※支払いは現金のみ

※小学校以下は無料(小学生以下のみの参加はできません)

※別途入場料が必要

●予約方法

希望日の2か月前~前日まで  ※当日空きがあれば受付可

電話予約:098-886-2020

首里城周辺おすすめスポット3選

首里城周辺には、他にも歴史を感じる場所が多数。合わせて訪れるのもおすすめです。

①首里金城町石畳道

16世紀に、首里から那覇港や沖縄本島南部への主要道路として、造られた「真珠道(まだまみち)」の一部。20~30cm程の琉球石灰岩を組み合わせた、「乱れ敷き」と呼ばれる手法でつくられた石畳道は、沖縄が持つ独特の美しさです。当時は約10kmにも及ぶ道でしたが、現在では、島添坂(しますいびら)の下方にある、金城大通りから金城橋への約300mとなっています。

周辺には赤瓦家が並び、のんびり散策ができるのが魅力。琉球王国時代の城下町の雰囲気を、味わえます。

石畳は琉球石灰岩でつくられており、滑らかな道ではないため、スニーカーがベスト。雨の日はすべりやすいので注意してくださいね。

②首里金城の大アカギ

内金城嶽(うちかなぐすくたき)の境内に生育する、6本のアカギの大木。第二次世界大戦で、ほとんどが消失してしまった中、戦火を耐え抜いた神の木とも言われています。

その中で一際大きく神々しいのが、推定樹木200年以上の大アカギ。根元に自然の祠を持ち、一年に一回、旧暦6月15日に神が降りられ、願い事を聞いてもらえるという、言い伝えが残されています。

凛とした空気が流れ、パワーを感じる場所。その迫力と偉大さに圧倒されます。

③玉陵

首里城守礼の門から歩いて5分。琉球王国最盛期といわれる、尚真王(しょうしんおう)の時代に建てられた、琉球王朝の王族が眠る墓です。1501年の創建当時の石がそのまま残されたり、久高島のサンゴが敷き詰められたりと、琉球王国の歴史を感じます。

その歴史から、2000年12月に世界遺産に登録されました。

中央は、洗骨前の遺骸を安置する部屋、東には、洗骨後の王と王妃、西には、王家の家族が葬られています。

その他墓室前の欄干や、塔の上に置かれた立ち上がった獅子(シーサー)なども、珍しく、素晴らしいもの。独自の発展を遂げた、琉球王国の高い建築技術も魅力の一つです。

◎玉陵

  • 観覧料金:大人300円、小人(中学生以下)150円
  • 観覧時間:9:00~18:00

首里城を訪れて復興を応援しよう

今までの首里城は現在見られませんが、当時の技術を忠実に再現された復興工事は、とても貴重。今より道具がなかった時代に、これほどの城が建てられたのは、感動です。

また建てられ方や、使われている木材などを、間近に見学することで、歴史や文化もより深く感じられます。

現在行われている首里城の正殿の復興は、2026年に完成予定。首里城の技術や歴史を知った上で、完成した首里城を見るのは、格別でしょう。

完成するのが楽しみですね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。