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【沖縄旧盆(うーくい)】で店は休み?観光客も注意!3日間の過ごし方とマナーを徹底解説! 沖縄レンタカー 人気

沖縄旅行を計画中の方、ちょっと待ってください!

せっかくの沖縄旅行、旧盆(うーくい)の時期と重なっていませんか?

 

沖縄のうーくいは、地元の人々にとって一年で最も重要な行事で、多くの商店や飲食店が休業し、観光客にとっては少し不便なことも。

でも、ご安心ください!
この記事では、うーくい期間中の沖縄の様子や過ごし方などを徹底解説します。

雰囲気を味わえるイベント情報や、マナーまで、知っておきたい情報をぎゅっと詰め込みました。

この記事を読めば、きっと忘れられない思い出になるはずです!

 

 

沖縄の伝統を体感!うーくい期間中の過ごし方

 

 

2024年のうーくいは、8月16日(金)〜18日(日)。

 

この期間には、先祖の精霊送り、厄払い、五穀豊穣祈願のため、沖縄各地で伝統芸能の「エイサー」や「獅子舞」が盛大に開催されます。

 

魂と情熱が込められたその様子はとても壮大。見ていると心が踊るとともに感動します。

沖縄の方たちの思いやマナーに配慮した上で、一度その文化に触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

①エイサー:太鼓の音と躍動感あふれる舞

 

エイサーは、歌と囃子、そして太鼓の音に合わせて若者たちが激しく踊り舞う、沖縄を代表する伝統芸能です。

 

うーくいの時期には、さまざまな場所で各地域の青年会がそれぞれの特色を生かした衣装や振り付けで演舞を披露します。

その力強い太鼓の音と躍動感あふれる舞は、見る者を圧倒し、沖縄の夏の夜を熱く盛り上げます。

 

エイサー鑑賞のポイント

  • 地域ごとの違いを楽しむ:

 各地域のエイサーは、衣装や振り付け、音楽にそれぞれ特徴があります。

複数の地域のエイサーを見比べて、その違いを楽しむのもおすすめです。

 

  • 道ジュネーに参加する:

 地域によっては、エイサー隊が街を練り歩く「道ジュネー」が行われます。

道ジュネーに参加して、間近でエイサーの熱気を感じてみましょう。

 

 

②獅子舞:厄払い、福を招く縁起

 

獅子舞は、獅子の面をかぶった演者が、太鼓や笛の音に合わせて舞う伝統芸能。

 

沖縄の地域によっては無形民俗文化財にも指定されています。

激しくダイナミックな動きや速いテンポの曲、獅子の動きを模したじゃれあいなどは必見。

 

中国から伝わったものが独自に発展したもので、本土の獅子舞とは全く違うユニークな獅子舞を見られます。

子供たちが、獅子に頭を噛んでもらう驚きの光景もよく見られますが、これは獅子が頭を噛むと縁起が良いとされているからだそう。

 

 

厄払い、五穀豊穣、家内安全などを祈願する大事な文化遺産です。

 

 

獅子舞鑑賞のポイント

 

  • 迫力ある動きに注目:

 獅子の動きは、大きな口を開けたり、頭を振ったりと、迫力満点。

そのダイナミックな動きをぜひ間近でご覧ください

 

  • 子供たちとの触れ合いを楽しむ: 

獅子舞と子供たちとの触れ合いも魅力の一つ。

子供たちが獅子に頭を噛んでもらう様子や、獅子と戯れる様子は、微笑ましい光景です。

 

 

③平御香(ヒラウコー):祈りを捧げる沖縄独特の線香

沖縄のうーくいでは、仏壇や墓前に独特の形をした線香「平御香(ヒラウコー)」をお供えします。

平たく、黒い色をしたこの線香は、小麦粉を原料としており、燃え方も本土の線香とは異なるものです。

先祖への祈りを込めて焚かれる平御香は、沖縄の旧盆を象徴する風習の一つ。

見かけた時は、静かに祈りを捧げましょう。

 

 

うーくい期間中の沖縄の様子

 

 

うーくい期間は、一部日程で休業したり、営業時間を短縮したりする店があります。

気になるお店がある場合は、事前に電話して調べておきましょう。

 

 

観光客への影響:交通機関、観光施設、飲食店

 

うーくい期間中は各地でエイサーや獅子舞が披露され、沖縄県内の多くの商店や飲食店が休業します。

美ら海水族館など観光施設の休業は少ないですが、個人経営の店は休業する場合も多いので、事前に営業時間を確認しておくと安心です。

 

バスなどの交通機関は祝日ダイヤで運行します。

エイサーの会場周辺は交通規制の実施により、混雑が予想されるため、事前の確認を忘れず、時間に余裕を持って行動しましょう。

 

 

スーパーやコンビニの営業状況

 

大手スーパーやコンビニは、通常通り営業していることが多いですが、一部店舗では営業時間が短縮される場合があります。

 

 

旧盆を楽しむための注意点とマナー

 

 

沖縄のうーくいは、沖縄の方たちにとっては先祖を供養する大切な期間です。

うーくいを気持ちよく過ごすため、以下の注意点とマナーを守りましょう。

 

 

地域住民への配慮:静かに過ごす

 

うーくい期間中は、地域住民が先祖の霊を迎え入れ、共に過ごす大切な時間です。

特に、深夜から早朝にかけては、地域によっては静寂を保つ風習があります。

観光客は大声で騒いだり、夜遅くに外出したりする行為は控え、静かに過ごすよう心がけましょう。

 

また、地域によっては、家の門や玄関に供え物をする習慣があります。これらの供え物には触らず、敬意を払いましょう。

 

 

新型コロナウイルス感染症対策

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、エイサーや獅子舞の演舞の中止や内容の変更、人数制限などが行われる場合があります。

 

事前に各市町村の観光協会ウェブサイトや公式SNSなどで最新情報を確認し、感染対策を徹底しましょう。

マスクの着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、基本的な感染対策に加え、体調が優れない場合は参加を控えましょう。

 

 

混雑回避と安全確保

 

うーくい期間中は、エイサーや獅子舞の演舞場所によっては、多くの観光客で混雑することが予想されます。

時間に余裕を持って訪れ、時間に余裕を持って行動しましょう。

 

また、夜間の外出や人混みの中での移動は、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれる可能性があります。

周囲に気を配り、安全に注意して行動しましょう。

 

これらの注意点とマナーを守り、地域住民への配慮を忘れずに、大切な伝統行事「うーくい」を体感されてくださいね。

 

 

沖縄の旧盆(うーくい)をもうちょっと詳しく

 

うーくいとお盆・沖縄と本土の違い

 

うーくいは、ご先祖様の霊を迎え入れ、供養する沖縄の伝統行事です。

本土のお盆とは異なり、旧暦の7月13日〜15日に行われるため、毎年開催日が変わるのが特徴です。

 

 

うーくいの重要性

 

沖縄でのうーくいは、一年でも重要な行事の一つとされています。

本土のお盆と同じく、ご先祖様を敬い、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、家族や親戚が集まり絆を深める重要な機会でもあります。

 

 

時期と期間

 

うーくいは、合計3日間の行事です。

・旧暦の7月13日の「ウンケー(お迎え)」から始まり

・14日の「ナカヌヒー(中日)」

・15日の「ウークイ(お送り)」

までの3日間続きます。
今年は8/16(金)~8/18(日)の3日間です。

 

 

沖縄のうーくいを理解し、尊重して過ごそう

 

 

沖縄の旧盆(うーくい)は、沖縄の方たちにとって大切な行事です。

観光客として訪れる際は、その文化を理解し、尊重して過ごすのが大切。

 

この時期は、観光客にとっては少し注意が必要な時期ですが、事前に情報を把握し、計画を立てることで、いつもとは違う沖縄を存分に楽しめます。

お店の休業や交通機関の混雑など、観光客にとって不便な面もありますが、うーくいならではの貴重な文化体験をするよい機会です。

 

エイサー鑑賞や旧盆の文化など、地元の人々の暮らしに触れることで、より深く沖縄を理解できるでしょう。

うーくいの期間でしか出会えない沖縄を、たくさん楽しんでください。

 

この記事を参考に、沖縄の旧盆を尊重し、思い出に残る旅行にしてくださいね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。