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「ハワイやパラオでは、使えない日焼け止めがあるそうだけど、沖縄はどうだろう…」
「リーフセーフの日焼け止めって、普通のと同じように効果がある?」
「リーフセーフの日焼け止めは、ドラッグストアで手軽に買えるの?」
とお悩みではないでしょうか。
リーフセーフの日焼け止めとは、サンゴへの影響が少ない日焼け止め。沖縄では日焼け止めが必須ですが、沖縄の環境にもお肌にも、優しいものだと最高ですよね。
そこでこの記事では、リーフフリーの日焼け止めについてご紹介します。日焼け止め選びの参考になれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
目次
よく目にする日焼け止めに含まれているのが、紫外線吸収剤「オキシベンゾン」や、「メトキシケイ皮酸(オクチノキサート)」と呼ばれる成分。これらの成分は、珊瑚焦や海洋生物のDNAを傷つけ、奇形や白化を引き起こしサンゴを死滅させてしまいます。
珊瑚礁は地球表面の約0.1%しかありませんが、そこには全体の約1/4、9万種以上の海の生き物が生息。そのため珊瑚礁が死滅すると、海の生態系に大きな影響が出るといわれています。
また光合成をして多くの酸素をつくり出したり、防波堤の役割を担ったりなど、私たちにとっても、なくてはならない存在です。
多種多様の生態系や穏やかな海のためにも、サンゴを守るのはとても大切。海に入る際は,日焼け止めの成分を確認してみましょう。
日焼け止めの成分は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があり、リーフセーフの日焼け止めに使われているのは、「紫外線散乱剤」。最近は、「紫外線散乱剤」であってもSPF50+、PA++++の日焼け止めが多く、効果は十分あります。さらにミネラル成分のため、お肌やからだにも優しい日焼け止めです。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の違いは、紫外線を科学物質を使って、光や熱エネルギーに変換するか、反射させるかです。
「紫外線吸収剤」は、白浮きしにくく紫外線をブロックする効果も高いですが、化学反応で人によっては、アレルギーなどの影響が出る場合があります。
一方「紫外線散乱剤」は、紫外線を乱反射させ、紫外線の影響を防いでいます。肌の上で化学反応を起こさないため、肌やからだへの負担が少ないのが、最大の魅力です。
以前はあまりSPF値を上げられず、効果が落ちるのが、デメリットでしたが、最近は技術の発達により、効果が高いものも多く、発売されています。
SPF50+、PA++++であれば、紫外線の強い沖縄の海でも安心。からだにも環境にも優しい日焼け止めです。
海に優しく、珊瑚礁への影響が少ないのはミネラルです。主な成分は「酸化亜鉛」や「酸化チタン」といった無機系の紫外線散乱剤で、肌にも優しい。購入する際は、これらの成分が含まれているか、確認しましょう。
また紫外線吸収剤やナノ粒子が含まれていないものを選ぶのもポイント。【紫外線吸収剤不使用】と書かれているものを選ぶか、成分表示を確認するのが大切です。
ここではリーフフリーの日焼け止めを2つご紹介します。他にも多数販売されていますので、好みに合うものを選んでみてくださいね。
水相成分約65%のみずみずしいジェルが、塗った瞬間密着し、長時間ベタつかず、潤いに満ちた仕上がりが続く日焼け止め。SPF50+、PA++++でしっかり紫外線をブロックします。
出典:ALLIE HP
「酸化チタン」を100%植物成分でコーティングすることに成功した、100%ノンケミカルな日焼け止め。全て植物由来の成分でつくられているため、お子様も安心してお使いいただけます。
お肌に優しい成分ばかりですが、SPF50+ / PA++++で紫外線をしっかりブロック。ベタつかない、きしまない、白浮きしないお子様にもママにもうれしい日焼け止めです。
出典:MAMABABY HP
これまで多くの日焼け止めに使われてきた「紫外線吸収剤」。UVBやUVAを吸収するとして、高いSPFの日焼け止めに含まれていますが、実はサンゴ礁や海など、環境には悪影響を及ぼします。
リーフセーフの日焼け止めは、効果は十分で、環境と私たち人間の、どちらにもとても優しい日焼け止め。これからもずっと、青くて美しい海を守るために、できることから始めていくのも素敵ですね。
海を訪れる前は、ぜひ参考にしていただき、自分に合うものを見つけてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。